【相撲】貴闘力さん・ギャンブル依存症「はまらなければ、もっと上に行けたかも…」
関脇や小結を何度も務め、横綱の曙から7個の金星を奪った。だが、幕内最高優勝1回という実績は、やや控えめに見える。「ギャンブルにはまらなければ、成績が安定してもっと上に行けたかも……」
子どもの頃はギャンブルが大嫌いだった。父親が賭け事好きで、借金取りに追われていた。取り立てから逃れるため、一家は住んでいた神戸市を離れ、山口県や福岡市に移り住んだ。
知らない馬で大当たり…10万円が400万円に
念願の力士になり、1983年に初土俵を踏んだ。兄弟子より早く起き、稽古に明け暮れる毎日。ちゃんこ作りや雑用にも追われ、月日が瞬く間に過ぎていった。
「兄弟子の心をよみ、先回りして行動しないと怒られる。大変だったけど、あの時に培った感覚は、今経営している焼き肉店の接客に役立っている。相手の考えがよめるから、マージャンもずいぶん強くなったよ」
兄弟子らとマージャンを楽しむことはあったが、番付が低い頃はギャンブルとは無縁だった。反面教師の父親の存在に加え、金も時間もなかったのだ。後に約5億円をつぎ込むことになる病的なギャンブル癖は、窮地に追い込まれた末のビギナーズラックで始まった。
それは十両昇進が決まり、後援会組織を作った時のこと。化粧まわしや着物などで400万円が必要になり、知人に頭を下げて工面した。ところが、金を預けた人物に持ち逃げされてしまった。
手元にあるのは10万円。「もう、どうにもならない」。絶望にさいなまれ、ヤケになった頭に浮かんだのが、忌み嫌うギャンブルだった。競馬場に行き、知らない馬に全額を賭けた。すると大当たり。競馬場を出た時には、懐に400万円が詰まっていた。
競馬、賭けマージャン、パチンコ、カジノ……。ギャンブルを食い止めていた心の防波堤は、あっけなく崩れた。
だが、多額の現金はギャンブル熱に注ぐ油のようなものだ。海外巡業を機にカジノに出入りするようになると、借金が膨れあがった。
「競馬やパチンコは夜通しできないので、負けても冷静になれる時間がある。豪華な部屋で独特の音や光に包まれ、24時間止まらないカジノにいると没頭してしまい、とんでもない額の負けを重ねてしまう」
相撲は2002年に引退したが、ギャンブルは親方になってもやめられなかった。結婚して義父になった元横綱の大鵬さんに、借金の保証人になってもらったことも。
「いつもやめたいと思っていたが、勝った時の高揚感が忘れられなかった」
この病気の怖さを伝えるため、企業等で講演を重ねる。
「焼き肉のもうけは1品で100円程度。お金を稼ぐ大変さは分かっているのに、数百万円や数千万円を一晩で使ってしまう」「カジノは特に危ない。はまった人の多くは1、2年で借金まみれになる。自ら命を絶った人も。皆さんは目標を持って、着実な道を歩んでください」
参照元:ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6242596
2017/06/08 20:18
2017/06/08 21:13
2017/06/08 21:37
2017/06/08 22:14
2017/06/09 01:20
10万円を元手に増やしたかったのも事実だけど、それ以上にギャンブルがやりたくてやりたくて堪らなかった…ってのが本音。
あとは“言い訳”をする病気でもある。
ずぶの素人が、競馬に行って一発勝負は流石にしない。しかも10万
持ち逃げされたからギャンブルやったとか、あんま信用できないね
2017/06/08 19:59
2017/06/08 13:30
2017/06/08 14:15
2017/06/08 19:08
2017/06/08 19:32
ギャンブルは一度覚えると脱げ出すのも難しいです。
パチンコ依存症の主婦もギャンブル狂なのですから!!
DNAレベルで血が騒ぐんでしょう。
相撲に対する後悔の方が重要なのかな。
親方の娘さんと結婚したくなかったんだろうか?
てか、親方の娘さんをよく不幸に出来たな。親方への最大の裏切りでは?
大鵬親方を裏切るなんて大した度胸だね。
2017/06/08 19:44
2017/06/08 20:19
2017/06/08 13:57
2017/06/08 19:12
2017/06/08 19:35
少しだけでも元通り。
このギャンブル依存にしろ、親から被ったそういうトラウマ要因って
なぜかその子供が大人になると同じ道をトレースしやすいんだよな。
嫌な思い、シンドイ思いをしてるはずなのに。
そこら辺のメカニズムが完全にわかると、こういう依存症患者の治療法も結構違ってくるかもだけどね。
上にいる力士はギャンブルを言い訳にしねーよ
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