【女子アスリートに警告】10代選手の低体重と無月経は一生を左右する
女性アスリートには特有の健康問題がある。月経周期の異常や骨密度の低下、利用可能エネルギー不足などが代表例で、厳しいトレーニングや行き過ぎた体重制限が原因になっていることが多い。
東大医学部付属病院 女性診療科・産科「女性アスリート外来」担当の能瀬さやか医師は「特に思春期の十代の選手は生涯の健康を守るため、低体重や無月経といった問題があるなら、早めに対応してほしい」と、積極的な産婦人科受診を呼び掛けている。
「一番問題になっている」と、能瀬医師が警鐘を鳴らすのは、3カ月以上月経が止まる無月経の放置だ。
無月経にはさまざまな原因があるが、能瀬医師は「アスリートの場合、運動量に見合った食事が摂取されていないというエネルギー不足が一番多い」と話す。
エネルギー不足による低体重や無月経に伴う低エストロゲン(女性ホルモンの一種)状態は、若い人でも骨量減少や骨粗しょう症のリスクを秘め、骨密度低下による骨折や、将来の不妊につながる恐れがある。先の共同調査では、持久系や審美系の選手はそれぞれ約4分の1が疲労骨折を経験していた。
無月経は、こうした事態を招かないためのSOSとも言える。月経が3カ月以上来ない場合や、15歳になっても初経を迎えていない場合には、一度、産婦人科を受診して相談することが望ましい。
治療はスポーツ栄養士と連携
無月経への対応では、能瀬医師がまず、エネルギー不足が原因かどうかを鑑別する。エネルギー不足なら、公認スポーツ栄養士の協力の下、選手の運動量と食事量を見直す。
具体的には 主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物―をそろえた食事であることを前提に、「食事量を増やす」「運動量を減らす」の片方または両方に取り組んでもらう。
女性が生涯で最大の骨量を獲得するのは、通常20歳の頃だ。それまでに適切な骨量を確保しないと、20歳以降いくら治療を行っても、一般女性の平均値まで骨量が回復することは少ない。
「だから、中高生は一生の健康を守るためにも一番大事な時期。目の前の競技記録を求めるあまり、10代から過度な減量を指示される選手は珍しくない。減量をきっかけに摂食障害になる選手も珍しくなく、長期的な視点での医科学サポートが必要」と能瀬医師。
こうした女子選手のためには、試合や練習日程に合わせた月経周期のコントロールも行っている。低用量ピルなどの薬剤を用いたホルモン療法だ。年間を通して薬剤を毎日服用する持続的な調節法の場合、月経困難症やPMSの治療にもつながる。
能瀬医師は「ピルに対して『避妊のみに使う』『将来妊娠できなくなる』『太る』といったイメージを持つ選手は5年前と比較して少なくなった。
中高生の部活指導が課題に
「中高生は男性の指導者に月経のことをなかなか言えないし、指導者も生徒にセクハラと捉えられる可能性もありなかなか聞けない。学校の現場で無月経の問題を拾い上げる人、体制がないと、問題が解決しないと思っている」
こうした現状の下、養護教諭の役割にも期待している。「ほとんどが女性だし、学校の現場でキーパーソンになってほしい。選手の問題を拾い上げ、校医につなげて、選手を産婦人科医に受診させる体制を取りたい」と話す。
参照元:ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00010000-jij-sctch&p=1
自分の娘が何かのアスリートを目指すってなったら、応援してあげたいけど、そういった面で複雑な気持ちになりそう。
食いっぱくれがない、看護師・薬剤師にさせた方が確実です。
ちゃんと花嫁修業させて、安定した主婦の方が幸せ。
色々な選択肢を用意してあげ、自分の意思で選べるように自立できる育て方をしてあげたい。
他にも世界レベルの大会でも出産後戻ってくるアスリートも居るし
一等賞を取れれば一生満足か
スポーツを極めることと、女性として人間としての健康を維持することとを両立するべき、なのでは?
健康を損なわないと達成できないのなら、その人は素質がないのかもしれない。
素質ある人ならば超えていける限界点を、無理して皆追求するのは間違っているように思う。
何より健康が大事です。
昨今は、進学とも絡んで部活動が過熱化してるが、いったん見直した方がいいと思う。
同じ様に引退後に子供ができる人もいればできない人もいる。
個々人の体質に合った指導ができるのが、一番なんですけどね。
松野さんの子供は障害があるみたいだし・・・。
子宮って大切にしないとダメなんだろうね・・・。
性別捨てるってよりは命縮めてるが正しいかと
芸能人もそうじゃないの?
細いじゃなくて、細過ぎる人が多すぎる。
細過ぎる芸能人を目指して過度なダイエットからの生理不順、不妊とかにつながるんじゃないこな、、、。
ダイエットではなく、筋トレで乗り越えるべき。
伊藤みどりさんのような高々としたジャンプを目標にしてほしい。
体脂肪を減らしはじめてすぐ疲労骨折
回復のためにあえて体重を増やした
英語も話せるし海外で練習したらいいのに
引き取り手があるなら日本で練習したらいいけど、宮原みたいに有名選手はひきとるのを断られやすい
なんとかしてあげてほしい
日本女子が少し低迷した時期に宮原は4大陸や世界選手権やファイナルで表彰台にのってきたのだから。
ちょっと才能があると、指導者・両親がのめり込み英才教育・・・
体を壊したり、青春を犠牲にしたあげく芽が出なかった例も多い。
学生スポーツの頃から「故障」という名で一生治らないケガを背負う人が少なくない。
同級生で親友だった彼は、同じクラブ活動をしていたのだが脊椎故障という事で、同じ姿勢を30分も維持できなくなった。それ以降、20年以上たっているが(付き合いあり)治らないそうだ。
向いてないんじゃないかと思う。
硬いリンクに着氷するたびに足のダメージも相当でしょうし、精神的にも大変な現役生活だったと思います。
しかし、女子アスリートに、そこまで人生を犠牲にしなくてはいけない状況を、当たり前にしてはいけないと思います。
痩せすぎモデル禁止のように、ある程度ルールを決めないと、あまりに残酷です。
女性ホルモンが減ると骨粗鬆症になり疲労骨折しやすくなりやすい。それが結果として選手生命を縮めることにもなるとか。
そして、引退後も不妊症になってしまう人も多いらしい…。
そうゆう指導者は選手のことなんて考えてないんだろうね。
病院に行って薬を処方されてやっと生理が来た。
でもやはり体系が変わる。
そうすると、大学の監督に、こんな太るとか聞いてない、と言われた。
その監督はオリンピックに出たことある人だった。
生理不順、無月経でも現役のときは気にしませんでしたが、結婚して子供が欲しいとなったときにすごく苦労しました。薬をのんだり、検査をしたり、、、まわりはすぐに妊娠するのに、わたしだけなんで?と思ったことも。
ちゃんと現役のときから病院に行っていれば、、、と思いました。
新体操みたいな短い期間しか出来ないスポーツのために体を一生悪くするのはおかしい
女性は体脂肪が少ないと生理が来なくなるそうです。22.5%を下回ると止まる人が出始めて、17.5%を下回ると殆ど止まるそうです。
だけど、アスリートっていうのはたとえ命を落とすことになろうとも金メダルを取りたい人が多いから問題っていってました。
いかにも第二次性徴してなさそうな子が多い。
腕も足も細過ぎて痛々しい。
あの痩せ型では生理なんて無いだろうな。
その後の人生の方がはるかに長い。
どちらを選ぶかは選手本人だ。
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