内部留保課税、あなたは賛成? それとも反対?
2017年9月1日に財務省が発表した法人企業統計において、2016年度末に「内部留保」が初めて400兆円を超えたことが話題となっています。このニュースに対する反応は概ね以下の4つに分かれるようです。
・企業は儲けすぎ: 企業はお金を貯めこまないで、もっと給料を上げ、設備投資も増やしてほしい。
・企業は溜め込みすぎ: 配当を増やしたり、自社株買いを行ったりして、投資家に還元してほしい。
・溜め込むのは仕方がない: 景気の先行きは不透明で、儲かると確信できる投資先がないのだから無理には投資できない。
・厚めの純資産や内部留保は必要: 銀行は「晴れの日は傘を貸そうとし、雨の日には傘を取り上げる」といわれる傾向がある。また、金融危機ともなれば株式市場から機動的に資金調達ができない恐れがある
この問題は、アベノミクスが始まって以来、定期的に話題となります。上述のように、それぞれの立ち位置(従業員、投資家、企業経営者等)によって受け止め方が異なることや、内部留保は企業が際限なく自由に使えるお金であるという勘違いにより、議論は混迷を深めているようです。
ここで改めて、過去5年間の内部留保(金融保険業を除いた全産業の利益剰余金)の推移を振り返ってみましょう。
・2012年度:304兆円(前年比+8%)
・2013年度:328兆円(同+8%)
・2014年度:354兆円(同+8%)
・2015年度:378兆円(同+7%)
・2016年度:406兆円(同+8%)
上述のように内部留保は配当支払い後の利益の蓄積(ストック)ですので、この5年間増え続けてきたのは、利益が出ていたことに加え、その利益を株主への配当や自社株買いで使い切らなかったことによります。
また、実際にそうであったかについてはさらに分析が必要なものの、
従業員に対して業績に見合うだけ十分な給与が支払われなかった、
設備投資を十分に行わなかったために減価償却費が増えなかった、
将来の成長のための研究開発費が十分に使われなかった、
法人税減税の恩恵を受けられたなどの要因も可能性として想定されます。
参照元:ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00004086-toushin-bus_all&p=2
ただ、景気には波があるから底になった時に日本企業が競争力を発揮できるように負債などを常に圧縮しておくことじゃないの?
というぐらい無茶苦茶な話ですよ。
人間にとってのユートピアとしか思えませんね。
要は自公党の悪政のツケが従業員に回ってる構図。経営者を悪く言うのは間違ってるね。
企業の経営者は、企業の利益や資産を好きに使い放題!とでも思ってるのですか?
税収が足りないからってハイエナみたいに取ろうとする以前に支出を減らす事は考えつかないのでしょうか?
企業が政治家様・省庁様の考えを守ってばら撒き後に躓いて倒れたら、護ってくれるのでしょうかね?
あ〜ぁやっちゃったね〜で終わりでしょ?
内部留保が〜との話ではなく産業・企業規模別に景気貢献度控除枠みたいな項目があってもいいと個人的に思います。
景気先行き不透明と言っても、ここ20年透明な時期なんてありました?
でも会社潰れたら意味ないし、内部留保に国が口を挟むのもどうなの?って思う。
リーマンショックでも多額の内部留保があったから、しのげた企業もあるわけで。
下らないこと考えてないで景気回復とインフレ目標を達成することだけをやってほしい。
デフレでは企業が設備投資をしないのは当たり前。企業が金を使いたくなるような経済政策をするべき。
なんで下げたんだ?
そうすると消費が増えるので景気がかなり良くなるのでは?
もしそうなら、キャッシュじゃない方法で、溜め込むと思います。
ある程度無いと、リーマンショックなどに対処出来ないので必要だと思います。
売って工場廃止する?
仕事無くなる従業員は国が面倒見るの?
工場を物納して、国営工場にする?従業員は公務員にしてくれるの?
働く人の事まで考えて、良くなる施策にしてくれるなら、国会で議論して下さい。
太陽と北風じゃないですが奪う必要なんてないのです。
「課税後」の資産なんですからね
二重課税なんて愚の骨頂
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