【朗報】塗るだけで日焼け肌になれる薬ができたぞー!
人の皮膚を太陽光線にさらさずに日焼けさせるのを助ける可能性のある薬を、10年に及ぶ研究の末に開発したとする研究報告が発表された。
これにより皮膚がんの発症リスクを減らせる可能性があるという。
13日の米科学誌セル・リポーツ(Cell Reports)に論文を発表した研究チームによると、この薬は紫外線吸収色素を生成する細胞を活性化するという。
人への潜在的な副作用を防止するためには、さらに試験を重ねる必要があるとチームは強調した。
赤毛の実験用マウスの皮膚にクリームとしてこの薬を塗ると、マウスの皮膚を真っ黒に日焼けさせることができた。赤毛マウスは肌が白い赤毛の人と同様に、太陽の紫外線による損傷作用の影響を特に受けやすい。
~
初期の報告では「ホルスコリン」と呼ばれる薬剤が、赤毛マウスを紫外線にさらさずに真っ黒に日焼けさせることが明らかになった。
だが、人の皮膚は動物に比べて毛が少ないので、暑さや寒さなどの環境要因から身を守るためにはるかに分厚くなるように進化した。そのため局所薬剤を皮膚に効果的に浸透させることができなかった。
■10年越しで見つけた答え
研究チームは、実験室に保存されていた人の皮膚サンプルで薬剤を試験した結果、塗布する量に比例して皮膚が黒くなることが分かった。この日焼けは数日間持続した。
フィッシャー教授は「今回の研究の潜在的重要性は、皮膚がん予防の新規戦略に道を開くことだと考えている」と指摘した。
「皮膚は人体の中で最もがんに冒され易い臓器で、症例の大半が紫外線に関連するとみられている」とフィッシャー教授は話した。
長期的な目標としては、太陽光線への暴露なしで日焼けを生じるだけでなく、従来の日焼け止めのように有害な紫外線を吸収するクリームの開発が考えられる。
参照元:ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6243264
2017/06/14 16:43
この薬剤で”日焼け”しておけば紫外線予防になるってことじゃないの
2017/06/14 17:07
紫外線に当たらずに紫外線の悪影響を防げるなら万々歳
日本人にはピンと来なくても白人には死活問題だよ。
人種によっては、日光のダメージは深刻なんじゃないかな。
この仕組みを改善しようとする試みに期待したい。
こちらの記事も読まれています
「健康」カテゴリーの関連記事